あおきさとこ / Aokisatoko

【 ステートメント 】
あおきさとこの作品は、抽象画のようで具象画でもある。
“ 具象と抽象の間 ”を行き来する作風は、見る度に発見があって飽きさせない。
その独特な世界感を通じ、日々の暮らしの中で心持ちが前向きになれるような、物語性を感じられる作品をつくり続けている。
染色技法は「筒描き」を用い、染料を絞り出しながら細い線を描いていく。
これらの線画のほとんどをほぼ下図なく描いていく“ 終わりのない線画 ”が特徴的。
感情や匂いなど、“見えないけどすぐそこに在る大切なもの”は常に変動的で、同じものがない。
その時々に合った線を、その場で紡いでいく。



【 プロフィール 】
1986 広島県生まれ
2012 広島市立大学 博士前期課程 芸術学研究科 造形計画専攻
染織造形領域 修了
2012 - 2014 広島市立大学 デザイン工芸学科 非常勤助教
文化服装学院 広島校 非常勤講師
【 近年の受賞歴 】
2013「京都美術ビエンナーレ」京都文化博物館 朝日新聞社賞
2016「京都文化ベンチャーコンペティション」
京都府知事賞、優秀賞、くろちく賞
2018「Independent Tokyo 2018」審査員特別賞
「京都府新鋭選抜展」京都文化博物館 毎日新聞社賞
2019「UNKNOWN ASIA」 レビュアー賞 4つ
2020「UNKNOWN ASIA」 レビュアー賞 3つ
2021「美の起原展」大賞
「Independent Tokyo 2021」審査員特別賞
「pebeo urban art contest」ファイナリスト / パリ
【 近年の活動歴 】
2020「 染まる 今 つなぐ線 」個展 (WORLD TIMES、兵庫)
「そよ風の布とつなぐ線 」個展
(GALLERY MARQUISE、名屋)
「ふえる線 きえる線 つなぐ線 」個展
(GALLERYHEPTAGON、京都)
「ふえる線 きえる線 つなぐ線 」個展
(arton art gallery、京都)
2021 「布の瞬く間に 」 (GALLERY HEPTAGON、京都)
「布と線、今を染める 」個展 (gallery201、東京)
美の起原展 入選作品展 (美の起原、東京)
「100人10」 (シンワアートミュージアム、東京)
2022 「みえないものをみる 」 (gallery201、東京)
「Art in Tokyo YNK」(東京スクエアガーデン、東京)
「 いま 残したいものをつなぐ 」 (美の起原、東京)
「D-art ART 2022」(松坂屋 名古屋店、名古屋) 他
【 メディア 】
・アートコレクターズ No.163 2022年10月号
・アートコレクターズ No.161 2022年08月号
・アートコレクターズ No.154 2022年01月号
・美術の窓 No.464 2022年5月号
・ギャラリー 2022 Vol.10 アートフィールドウォーキングガイド
・ギャラリー 2021 Vol.12 アートフィールドウォーキングガイド
・京都の小商い~就職しない生き方ガイド~