Dalston group exhibition -part5-
2023年10月4日(水)− 10月15日(日)期間中無休
13:00〜19:00 (最終日のみ17:00まで)
浅野井春奈、岩渕毅弘、河本蓮大朗
鳥本采花、清水智裕、森田夏鈴
Event
レセプションパーティー 10月7日(土)18:00〜20:00
トークセッション 10月7日(土)15:30〜 河本蓮大朗×清水智裕
10月8日(日)14:00〜 浅野井春奈×森田夏鈴
10月8日(日)14:00〜 鳥本采花×岩渕毅弘
*トークセッションはSNS、インスタグラムで配信の予定です。
弊ギャラリー恒例の5回目のグループ展を開催致します。人物像と抽象、具象と幅広い表現でご活躍の6名の作家のグループ展になります。それぞれの作家の多様な表現を是非、ご覧頂けましたら幸いです。期間中は作家同士のトークイベントをオンラインでも開催する予定です。作品と合わせて是非ご参加、ご高覧下さい。
プライスリストをご希望の方はメールにてお問い合わせ下さい。
1週間前を目安にお送りする準備を致します。また展覧会初日よりオンライン販売も致します。
下記に各作家のご紹介を致します。
浅野井春奈/ASANOI Haruna
【コンセプト】
人の存在感や愛おしさをテーマに木彫作品を制作しています。
私には歳の離れた妹がいます。妹が9歳の頃、日に日に成長をしていく過程で、ふと、その時にしか無い 美しさを持っているのだと感じました。
木肌の質感と人肌の質感に親和性を感じ、妹に感じたその瞬間の美しさを木に刻みたいと思ったことがきっかけで、木彫で妹の像を制作しました。 以降、少女の形をベースに様々な彫刻を制作しています。
【プロフィール】
1990 東京都に生まれる
2012 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2014 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程修了
【受賞歴】
2012年 三菱地所賞受賞
【展覧会(個展)】(2019年以前は省略)
2020 個展「貝の舌」(横浜髙島屋/横浜)
2021 個展「きらめくみみかざり」(Gallery FACE TO FACE/東京)
2022 「Le Penseur」浅野井春奈展(東京日本橋髙島屋美術画廊X/東京)
2022 「そこにいる、ねじ。」(Gallery Pictor/鎌倉)
2023 「dancer’s head」(Gallery FACE TO FACE/東京)
2023 「浅野井春奈展」(新宿髙島屋/新宿)
【展覧会(グループ展)】(2020年以前は省略)
2022年 「LIFELINE」(Gallery FACE TO FACE/東京)
「中心はどこにでもあり、多数ある」(Gallery Pictor/神奈川)
「Art Jungle 藝大動物園」(藝大アートプラザ/東京)
「SELECTIONS」(Gallery FACE TO FACE/東京)
「ART ℃」Group exhibition(石川画廊/東京)
「未来(さき)の色彩展」(パークホテル東京/東京)
2023年 「ONE ART TAIPEI 2023」(JR東日本大飯店台北/台北)
「38 Artists New Year Group Show 2023」(Gallery face to face/東京)
「髙島屋史料館×髙島屋美術部 アートの新時代 2023~温故知新~」(大阪髙島屋/大阪)
「Gallery Pictor 2022年プログラム《中心はどこにでもあり、多数ある》
Final Group Show」(北鎌倉 宝庵・Gallery Pictor/神奈川)
「ART TAINAN」(台南晶英酒店/台南)
「GEIDAI ART JUNGLE returns 藝大密林化計画」(藝大アートプラザ/東京)
「Dalston group exhibition -part4-」(Gallery Dalston/東京)
「SELECTIONS」(Gallery face to face/東京)
「ワンダーフェスティバル2023[夏](幕張メッセ/千葉)
岩渕 毅弘 / IWABUCHI Takehiro
【コンセプト】
流動的な自然と人の形象に、世界への実感を重ねて描いてきた。自分も、自分以外の人も、自然も持続変化の中にいて、流動的な状態で流動的な存在を見ているということがリアルだと感じる。そのため、画面に動きや時間を落とし込む方法を模索してきた。木炭の粉末を水で動かしたり、絵具を水や溶剤で滲ませて描いていく制作は自然との協働でもある。制御しきれない力から生まれる形態によってイメージは拡張され、ミクロとマクロの間を往還していく。
自然を描くことは人について考えることでもあり、人を描くことは自然について考えることでもある。絵を描くことは、自然や自分以外の人という他者の姿に自分を投影させて、なぜ自分がここに存在しているのかを問うことにも似ている。
《光について》では自然の中に存在する様々な光を描いている。イメージと物質の流動性によって抽象化された光は、特定の文脈から解放され、それぞれの人の感覚や記憶の中に再配置される。
【プロフィール】
1975年 岩手県生まれ、在住
2009年 岩手大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修修了
【主な展覧会(個展)】
2010年 「境∞界∞線」湯本美術展示館(岩手)
2015年 「岩渕毅弘 絵画展」湯本美術展示館(岩手)
2018年 「Similar to Yourself」諄子美術館(岩手)
2019年 「Mirage/あなた自身に似ている」ギャラリー彩園子Ⅰ&Ⅱ(岩手)
2020年 「Drifting」アートスペース羅針盤(東京)
「Melting Point」ギャラリーA N(岩手)
「Translucent Air」implexus art gallery(岩手)
2021年 「influx/あなた自身に似ている」旧石井県令邸(岩手)
2022年 「Underflow」諄子美術館(岩手)
【主な展覧会(グループ展)】
2015年 「現代美術の展望 北東北展」秋田県立美術館(秋田)
2017年 「2017CAF.N金沢展」金沢21世紀美術館(石川)
2018年 「art leaves2018」旧石井県令邸(岩手)
2018年 「2018CAF.N展」埼玉県立近代美術館(埼玉)
2019年 「アートフェスタいわて2018」岩手県立美術館(岩手)
2023年 「ANONYMAT vol.4 under/over MASK」Gallery OUT of PLACE(奈良)
【アートフェア】
2023年 「アートフェア東京」東京国際フォーラム(Gallery OUT of PLACEより)
河本 蓮大朗 Kawamoto Rentaro
【コンセプト】
織物の制作を中心に、アート、ファッション、工芸への関心を起点にした制作を続けている。
作品は裂き織りと呼ばれる技術で作られ、古布や古着などの既製品を織機を使って新たな布へ再構築し、工業的既製品と工芸的手仕事の狭間にアプローチしている。
枯山水庭園における見立ての表現から影響を受け、「織物で見立てる」というテーマを持つ。
織物を風景に見立てる。織物を時間に見立てる。織物を絵画に見立てる。
というように、自ら織った布を他の物事やメディアに接続するような作品を制作し、分野の垣根を超えて変化する織物に可能性を見出している。
【プロフィール】
1991年 神奈川県生まれ
2015年 横浜美術大学工芸領域テキスタイルデザインコース 卒業
2017年 横浜美術大学彫刻コース研究生 修了
【個展】(2021年以前は省略)
2021 時の布 / Gallery Pictor 建長寺 神奈川
2023 記憶の重層 / gallery shell102 東京
2023 超染織Ⅱ / D3 Hotel 大阪
【グループ展】(2022年以前は省略)
2023 11th International Mini Textile and Fibre Art Exhibition "Scythia" / イヴァノ・フランキフスク ウクライナ
2023 Dawn Contemporary Art Exhibition / 岩田屋本展 福岡
2022 ふたりのあいだ / もうひとつの美術館 栃木
2022 CROSSING THE BORDER vol.2 / MARGIN 東京
2022 MICA2022 / GALLERYエクリュの森 静岡
2022 金工 丸山祐介・染織 河本蓮大朗 二人展 / 横浜高島屋 神奈川
【受賞・入選歴】
2018 13th TAGBOAT AWARD グランプリ
2017 2017金沢世界工芸コンペティション 入選
2017 SICF18 森永邦彦賞
2015 現代芸術振興財団 第2回CAF賞 入選
【アートフェア】
2023 ART NAGOYA 2023 / 名古屋観光ホテル 名古屋
2021 CRAFT TREND FAIR 2021 / Colon B Arts Gallery 韓国
【コミッションワーク】
2023 ヒルトン沖縄宮古島リゾート (協力 株式会社イリア) 沖縄
2023 リバーリトリート雅樂倶(協力 株式会社 家’s)富山
清水智裕/SHIMIZU Tomohiro
【コンセプト】
「私は大理石の中に天使を見た。私はその天使を自由にするために彫ったのだ。」というミケランジェロの言葉があります。
絵画制作を続けるうちに、自分がゼロから創り出しているのではなく、キャンバスの向こうにもともと存在している世界をのぞき見しているだけなのでは、という感覚を持つようになりました。
自分の意志とは関係なくもともと存在しているものや、刻々と変化し移ろうもの、それらを観察し、すくい取り、何らかの意味を見出す。
出来上がった作品はそこで見てきたことのレポートのようなものです。
現実と地続きのすぐ近くにある別の世界と、そこで起こる様々なストーリーを感じてもらえたらと思っています。
【プロフィール】
2008年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
【主な受賞歴】
2016年 タグボートアートフェス「Independent2016」グランプリ
2019年 「第14回タグボートアワード」グランプリ
【主な展示】2016年以前は省略
2016年 個展「Wanderlust」(台北/pon ding)
2017年 「ART in PARK HOTEL TOKYO 2017」(東京/パークホテル東京)
2018年 個展「THE 4TH CROSSLOADS HOTEL」(東京/銀座三越)
「SICF19」(東京/スパイラル)
2019年 個展「侵食作用」(東京/亀戸アートセンター)
個展「Full Empty」(東京/タグボートギャラリー)
2020年 個展「反転の王国」(東京/KATSUMI YAMATO/無一物)
2021年 個展「ミカエル」(東京/KATSUMI YAMATO/無一物)
「Japanese Group Show」(フランス/gallery JOYANA)
2022年 個展「little lights」(東京/銀座三越)
2023年 個展「Daily Report」(東京/日本橋三越)
個展「例の計画」(東京/VINYL GALLERY)
【装画】
「ふるさと文学さんぽ 岩手」(監修・須藤弘明、大和書房)
「手のひらの花火」(山崎聡子、短歌研究社)
鳥本采花/Ayaka Torimoto
【コンセプト】
自身の幼少期の記憶をもとに、子どものキャラクターを描く。2023 年愛知県立芸術大学大学院を修了後、愛知に拠点を置き、主に東京・ 愛知で作品を発表している。在学中は油画を専攻し、学ぶ中でテンペラ画などの古典絵画技法に興味を持ち、ボッティチェリやフラ・アンジェリコなど初期ルネサンスのイタリア絵画を研究し、自身の制作の中にも取り入れている。描かれる子どもは架空の人物ではあるが、作家自身の自画像でもある。幼少期から抱えている「わだかまり」をキャラクターに散りばめて描いている。
【プロフィール】
1994年 岐阜生まれ
2021年 愛知県立芸術大学美術学部油画専攻 卒業
2023年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画・版画領域 修了
【受賞歴】
2022年 「ART OLYMPIA 2022」学生賞
「Tongali アイデアピッチコンテスト」三菱商事賞
【主なグループ展】
2019年 「Quiet Focusing」Gallery KUSABUE / 名古屋 2021「ながくてアートフェステ ィバル」長久手公益施設 / 愛知
2023年 「ARTS STUDENTS STARS」+ART GALLERY / 東京
「see some scenes」GALLERY IRO / 東京
「GEISAI#22」東京ビッグサイト
「UP AND COMERS」+ART GALLERY / 東京
「Step Into Summer Like」Galerie Zberro / Paris
「ドローイングからの伝言」Gallery Valeur / 名古屋
【個展】
2023年 「Good Night and Sweet Dreams.」名古屋栄三越 ARTE CASA / 名古屋
森田夏鈴/MORITA Karin
【コンセプト】
私は、私たちの命の源となる「食」に対する興味を強く持っており、幼少期から食べることや料理をすることが好きでした。
日本人にとって「食事」とは、古くは生命をいただく神聖なる儀式、「神事」でした。「いただきます」の言葉はその名残であり、人は、あらゆる生命への尊敬と感謝など畏敬の念を込めて食していました。
作品制作では、「食べる」以外の手段として、食材への敬意・感謝を表しています。食材を入手したら、よく観察し、洞察し、深く知った上で、最も新鮮な状態で写真に撮り残し、料理し、実際にいただいた後に、残した写真をもとに食材の姿を描いています。食べることで、食材の姿形がなくなってしまったとしても、その食材が存在していたこと、私たちの体の一部となって、今も確かに存在し続けていることを証明しています。また、食材の一部を画材に織り交ぜることで、遺灰を遺しておくように、命を捧げてくれた食材に対する「鎮魂」の意味を含めています。
何気ない日常ではありますが、「命」に直接かかわる「食」
「食べる」ことの本来の目的を見つめ直すために、多くの人が食に対して真摯に向き合うべきではないかと考えています。
【プロフィール】
1993年 三重県出身
2016年 三重大学教育学部美術教育学科卒業
在学中は彫刻専攻。
【受賞歴】
2020年 「日本文藝アートコンペティション」 奨励賞受賞
【展示歴】
2022年 「Independent Tokyo 2022」出展
「Monster exhibition 2022」入選
2023年 「New green leaves」(DDDART)下北沢
「UP AND COMERS in SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE」
(+ARTgallery)渋谷スクランブルスクエア
「Independent Tokyo 2023」出展
「Hello +ART Tokyu Plaza Shibuya」(+ARTgallery)東急プラザ渋谷